インディアンの知恵

気持ち良い本だった。現在でもアメリカにはインディアンの部族がいるらしい。それなりに現代的な部族が多いようだけど、普通の日本人の暮らしから考えると超ワイルド。

例えば、本の中で、羊を食べるシーンがある。インディアンは殺した羊はとことん活用する。肉や内臓は当然食べるし、脳みそまで使ってしまう。そんなワイルドな面があるかと思えば、ほんの僅かな薬草を摘む時に、草に話し掛け許しを得てから摘んだりする。にわかには簡単には理解できないけど、根底にあるのは「自分達はこの地球上で神様に生かされている」という謙虚な気持ちだそうだ。羊を食べるのは一見残酷だけど、動物を食べるおかげで自分が生きていられるという気持ちがあるから羊を無駄にしない。

いろいろ反省しなとなあ。ちょっと憧れる。


「インディアンの知恵 心が曇ったら空を見よ」
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