日経のコラム「サッカー人として」がすごくいい

日経新聞に載っているカズのコラムが好きだ。特に昨日(3/25)の内容に感動した。
http://www.nikkei.com/sports/column/article/g=96958A9C9381969AE0E6E2E2828DE0E6E2E1E0E2E3E3EBE5E29FE2E2;p=9694E3E0E2E6E0E2E3E2EAEAE2E2

生きているとはどういうことなのだろう、サッカーをする意味とは何なのだろう。(中略)試合がなくなり、見に来る観客がいなければ、僕の存在意義もない。プロにとってお客さんがいかに大切か、改めて学んでもいる。

サッカーをやっている場合じゃないよなと思う。

余裕などなく、水も食べるものもなく、家が流され、大切な人を失った心の痛みは2週間では癒やされはしない。そうした人々にサッカーで力を与えられるとは思えない。むしろ逆だ。身を削る思いで必死に生きる方々、命をかけて仕事にあたるみなさんから、僕らの方が勇気をもらっているのだから。

サッカーができることを本当に感謝している事がひしひし伝わる。
プロスポーツ選手の鑑だと思う。親善試合が楽しみ。